胃がん検診の注意点

検診対象者

お手持ちの検診シールに、「内視鏡」と記載がある。
50歳以上で前年度未受診の方が対象です。

検査の流れ

1.当院では鼻からスコープを入れて、食道、胃、十二指腸の前半までを詳しく調べます。
口から検査をご希望の方は、来院時スタッフにお伝えください。

2.検診は観察のみです。
必要時、医師の判断で生検を行いますが、保険での対応となります。
念の為、保険証をご持参ください。
生検をした場合、検査当日は運動や刺激物(アルコールや香辛料等)の摂取を避けていただく必要があります。
※血液をサラサラにするお薬を内服している方は、原則として生検を行いません。

3.検査前にキシロカインで麻酔をします。
以前キシロカインでアレルギー反応が出た人は来院時、スタッフにお伝えください。
なお、検査後1時間は食事を控えていただきます。

4.検査後、腹痛・喉の痛みなどの症状が生じることがありますが、数時間から数日以内に消失します。
吐血、下血、持続する腹痛、止まらない鼻血等の症状がありましたら、
当院043-226-9917までご連絡ください。
なお、土曜日午後・日曜日は、080-9586-5996までご連絡ください。

5.稀に穿孔などの重篤な合併症の発生が報告されていますが、全国集計で検査全体の0.07%です。
このような合併症が発生した場合は、近隣の提携している医療機関にご紹介し、速やかに必要な治療を行ってもらいます。

6.外れそうな入れ歯は外してくるか、入れ物をご持参ください。

7.検査着のご用意がありません。
汚れても良い洋服(Tシャツ)等を着てくるか、ご持参ください。
腹部を締め付ける腹帯・ガードル等は着用せずに来院してください。

前日からの流れと注意点

1.検査前日
夜9時以降の食事は控えてください。
※夕食時にわかめや海藻類を控えてください。
※濁りのない透明な水分(水・お茶など)は飲んでも構いません。

2.検査当日の朝
何も食べずにいらしてください。
胃の中を綺麗にするために、コップ2杯の水またはお茶を飲んできてください。
降圧剤、心臓病の薬、高脂血漿の薬を内服している方は、いつも通り内服してきてください。
※糖尿病の薬は、低血糖の恐れがあるので、内服しないでください。